胸椎12番脱臼破裂骨折〜手術が始まるまで〜

 

んにちは!

 

翔太です!

 

今回は怪我の内容、入院生活、退院して今に至るまでどのくらいの記事になるのかわかりませんが書こうと思います

 

なぜならば、僕が当時不安でこの怪我についてネット検索をかけても医学的な論文やお医者さんのホームページしか出てこずそれらのページを見てもリアリティを感じられず

 

自分の怪我についてどのようにしたらいいのか?又、本当によくなるのか?真っ暗な世界にいるような中で光が見えなくて知り合いには元気で前向きな自分を演じて

 

毎日本当に不安だったのでもしこの記事にたどり着いたあなたには

 

少しでも励みになってもらいたいと思う

又、恋人、友達がこうなってしまいどうしようと思って、たどり着いたあなたに少しでも僕は寄り添えたらと思い記録しようと思いました。

 

なるべく思ったままに、感じたままに記します。

 

僕はスノーボードの大きな大会でお尻から落ちるような形でみぞおちの後ろのあたりの背骨が折れてしまいました

 

その怪我の名称が「胸椎12番脱臼破裂骨折

 

背中が前方向側にくの字のように曲がってしまい、関節が外れてその際に破裂骨折というのも同時に起きるらしく、こんなたいそうな名称みたいです。お笑い芸人のスギちゃんも同じ怪我だったそうです

 

人によっては脊髄損傷により下半身付随にもなってしまう可能性もある怪我でした。

 

実は三年前に同じ怪我でオバがそうなってしまっていて僕は本当に不幸中の幸いの幸いが大きかったと感じています。

 

 

その時のレントゲン

 

 

落ちた瞬間から足が動かなかったのですが、今だけ衝撃でびっくりして動かないのかなぁ?と考えていましたが、救護室に行っても動く気配がなく

 

そこで初めてもしかしたら、、、と思いました。だけど触られている感覚はあったので「触られてるのがわかるなら大丈夫だから!動くようになるから頑張ってね!」と救急車で運ばれる前に言われ、そうなのかなぁと半信半疑ながらに救急車へ

 

 

救急車の中では揺れもあったからか、怪我してる背中が痛いことに意識がいって痛みが激しくなり「痛い、痛い、痛いい”」と嘆いている記憶しか、今はありません 

 

病院につくまで50分くらいかかったのですが、車の揺れで休む間もなく嘆きながらなんとか病院についてベッドへの移動。テレビで見て聞いた事のあるあの掛け声「せーの、1、2、3!多分あの時が一番痛かった

 

CT、MRIを撮り手術の説明する為にも先生を待つことになりその間に親に連絡してもらえたり、僕は動けなったのでその他諸々の連絡を大会を見ていた友達にしてもらいました

 

 

痛いながらにふざけ、元気アピール(無駄なのに)

親は介護の仕事で夜勤明けだったみたく、すぐに向かうとのことで「3時間くらいでつくそうですが待ちますか?」と看護師さんに言われ、すぐ手術でも良いですと答えたが、どちらにしろ執刀医の先生の手が空くのを待ち、その待っている間は麻酔の担当や助手の方など各担当医との挨拶何人かした。

 

確かその1時間後くらいに執刀する先生が来て、手術内容などの話をして、「この内容になります。よろしいですか?」とは聞かれたが、痛みが強すぎてなんでも良いからしてくださいと言った。

 

その時には、若干だが足に力が入るような感じがあったので笑う余裕ができたのを覚えている。

 

そんな身体の状況を確認していると「あと1時間もかからないくらいで、親がこれるそうです!待ちますか!」と拒否権のないような看護師からの一言。個人的には何でもいいから早くしてくれ…と思っていた

 

(後から聞くと怪我の内容が内容だけに、もしかしたら脊髄が損傷していて動かなくなる可能性がある事を手術前に伝えたかったらしい。)

 

先生を待っている間に痛みは若干落ち着いたのもあり(後1時間もかからないならいっかぁ)と思い「待ちますか…」と言ったのだが

親は慣れていない土地の為、降りるインターを間違えて、合計2時間かかるかもしれないという電話がきた。

 

なら先に手術しますか!と看護師さんも先生も、そして僕も手術だ!という空気になった。

だがしかし、再び親と電話していた看護師さんから「後20分で着く所にいるそうなので待ちましょう!」とまた土地がわからないが故に時間がとても減縮された。

 

なんでも良いから早く楽にさせてくれ…)と心の中でそう思いました。

 

そんなこんなで弟と母が到着し、その時には普通に会話する余裕もあった。説明も終わりやっと事は進み手術室へ。もう少しで始まると、ほっとしたのかまた激痛が襲ってきた

 

しかもこの時の痛みは救急車で運ばれている時と同じレベル。だがこの時に痛かったのは背中ではなく、腰から下であった。救急車の時同様「痛い、痛い、痛いぃぃぃぃ!」と声に出しながら、施術室へ。

痛みに耐えながらも手術室に着いた。手術室はドラマなどテレビで見たままで、もう手術が始まるという安心感から(見たことある景色だぁ)と感じていた。

麻酔の先生に「すぐに眠くなるからね!」と言われながらもすでに体はビリビリと痺れてきて

(あっ目を瞑れば眠れるかも…)と思い瞑り…

 

 

案の定、手術は終わっていてノンストレスなベッドの上、点滴やカテーテルなどの管が沢山着いていた。そして機械の音だけがする静かな場所で目が覚めた。

痛み止めの効果もあり当然眠る前の痛みはもうなくなっていてやっと一安心。。

持っているは写真が逆さま

 

 

そこは集中治療室のような場所で目が覚めて最初の20分くらいは何の会話をしたかあまり覚えてはいない。

が写真を見る限り顔色もよくなって大分元気。

怪我をしたのが昼前の11時頃?手術をしたのが19時半頃終わったのは21時半頃

 

気づけば1日が終わろうとしていて、きてくれた家族も仮眠室?に行ったとか…

もう一度目を瞑り、長くていたーい1日が終わった